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とろろはレベルの違うアレルギー、ザイザルとは違う

パソコンを持っている男性

食物アレルギーの中でもとろろなど、山芋が関連しているアレルギー症状には、ザイザルのようなヒスタミン受容体をブロックすることで症状を抑えるような抗ヒスタミン剤ではうまく症状を抑えられないことがあります。
ヒスタミンはアレルゲンが体内に入り、細胞が刺激をうけることで抗体からヒスタミンが出されて、アレルギー反応が出ますが、とろろなどは抗体などの免疫機能に関係なく、アセチルコリンという物質が直接体に影響を与えるためです。

とろろなどの山芋類はあくが強い食べ物で、そのあくの中にアセチルコリンが含まれています。
アセチルコリンは神経伝達物質であるため、レベルが違うアレルギー反応を起こすことがあります。
食べたときに、口の周りがかゆくなったり、喉がイガイガする程度であれば軽いですが、吐き気や嘔吐、下痢や腹痛などから気管支喘息を起こす人もいます。
副交感神経が刺激されることで起きるもので、重篤になるとアナフィラキシーショックになることがあります。
あく抜きをしっかりと行えば、食べても症状が出ない人もいます。

色々な食品を食べてどれがアレルギーを起こしているか分からない場合、勝手にザイザルなどの薬を飲んで済ませるのではなく、クリニックで診てもらい処方された薬を飲んだ方が良いです。
アセチルコリン受容体に結合することを阻害する薬なども販売されているので、ヒスタミンかアセチルコリンによるものか判断がつけば、適切な薬を処方してもらうことができます。

アセチルコリンが含まれる食べ物は、とろろのほかにタケノコやトマト、ナスや落花生、そば、クワイなど、普段からよく口にしやすい食べ物にも含まれています。
とろろに触れただけでかゆくなるのは、シュウ酸カルシウムによるもののため、手を良く洗えば治まります。

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